輪西神社 (室蘭市) 参拝 2022-05-01

輪西神社は室蘭市みゆき町に鎮座する、現在の日本製鉄室蘭製鉄所の守護神として創建された神社さんです。
鉄で栄えた室蘭を象徴する神社といってもいいですね。
このページは、2022年5月1日に輪西神社を参拝した時の記録です。
輪西神社概要
室蘭市内では神職さんが常駐する4社の内の一つがこちらになります。
| 住所 | 〒050-0084 北海道室蘭市みゆき町2丁目17−10 | ||
| 駐車場 | あり | ||
| 社務所 | あり | ||
| 電話 | 0143-44-2136 | ||
| 例祭日 | 7月21日前後の日曜日 | ||
| 旧社格 | なし | ||
| 所属 | なし | ||
| 摂社・末社 | なし | ||
| 公式サイト | なし | ||
| 創建 | 昭和4年(1929年) | ||
駐車場は一の鳥居を車でくぐり、二の鳥居の手前左側に広いスペースがあります。
輪西神社 鎮座地マップ
輪西神社のご祭神
ご祭神
大國主神(おおくにぬしのかみ)
配祀神
火之迦具土命(ひのかぐつちのみこと)
大地主命(おおじぬしのみこと)
金山毘古命(かなやまびこのみこと)
金山毘売命(かなやまびめのみこと)
級長津彦命(しなつひこのみこと)
級長津姫命(しなつひめのみこと)
彌波能売命(みずはのめのみこと)
石凝姥命(いしこりどめのみこと)
思兼命(おもいかねのみこと)
ご祭神について
主祭神の大國主神については、国土守護、国土経営、農耕、縁結び、夫婦和合、武徳、医薬、邪鬼催状の神として日本各地で奉斎されている出雲の神さま。
配祀神の性格はざっくりと下のようになります。
- 火之迦具土命:火の神
- 大地主命:この神社が鎮座する土地の神さま
- 金山毘古命/金山比売命:鉱山の神
- 級長津彦命/級長津姫命:風の神
- 彌波能売命:水の神
- 石凝姥命:鋳造・金属加工の神
- 思兼命:
- 智恵の神だが「かね」の音から曲尺が連想され、建築前に行われる手斧初の儀式の主神としても信仰される
製鉄所の守護神として最強のラインナップですね・・・(?)
それぞれの神さまについてもう少し詳しく知りたい方
出雲大社に祀られ国土開発・経営を行った国造りの神。北海道を開拓し、社会を築くために欠かせない神様として開拓三神の一柱として祀られる。
別名:大己貴神 大穴牟遅神 八千矛神 葦原色許男 宇都志国玉神 など多数
日本神話の火の神。イザナギ・イザナミの神生み神話で誕生の際、イザナミが火傷を負い亡くなってしまう。愛宕神社のご祭神。
別名:火産霊命(ほむすびのみこと) 軻遇突智(かぐつち)など
その土地を守護する神さま。その土地を開発した祖先が亡くなった後地神(地主神)になったという考え方もある。「おおとこぬしのかみ」「おおじぬしがみ」などの読み方がある。
日本神話の神。金山毘売神(かなやまびめのかみ)と対偶をなす鉱山の神。イザナミが火の神カグツチを産み火傷で苦しんでいる時に嘔吐物(たぐり)から産まれた。
表記:金山彦神 など
日本神話の女神。金山毘古神(かなやまびこのかみ)と対偶をなす鉱山の神。イザナミが火の神カグツチを産み火傷で苦しんでいる時に嘔吐物(たぐり)から産まれた。
表記:金山姫神 など
イザナギ・イザナミの神生み神話で生まれた風をつかさどる神。伊勢神宮摂社・風の宮のご祭神。
表記:志那都比古神 志那都彦神
別名:級長戸辺神 天御柱命
記紀神話には登場しないが、奈良県の龍田大社のご祭神として天御柱命=級長津彦神、国御柱命=級長津姫命として祀られるなど、神社では級長津彦命とペアで風の神として祀られることもある。
日本神話の女神。火の神カグツチ(火産霊神)を生んだ際のやけどが原因で命を失った伊邪那美命が亡くなる直前に生んだ水の神。丹生川上神社のご祭神。
表記:弥都波能売神 罔象女神 水象女神など
日本神話の女神。天岩戸神話で後に三種の神器の一つとなる八咫鏡を製作した鋳造、金属加工の神。天孫降臨神話ではニニギと一緒に天降る。
表記:石凝戸邊命 伊斯許理度売命
日本神話の神。高御産巣日神の御子。天岩戸神話でお隠れになったアマテラスを連れ戻す手立てを考えた。思兼は「数多くの人々の知恵と思慮を一人で兼ね持つほど知謀に長ける」の意。
別名:八意(やごころ)思兼命 常世思兼命
輪西神社のご由緒
由緒 昭和三年、三傘山神社の頓宮として創立、新日鐵室蘭製鐵所が日本製鋼所輪西工場と呼ばれていた時代、工場関係者の希望により輸西工場が主体になって建立したことに始まる。昭和四年七月二十日、現在の場所に新しい社殿を建立し上棟式を行い、同年九月二十二日御傘山神社から御分霊を移し、製鉄事業の御守護神として九柱を勧請した。現在の社殿は新日鉄室蘭製鉄所が同四十八年に造営したものである。新日本製鉄室蘭製鉄所の守護神社である。
北海道神社庁誌1999年から
大正八年十二月 北海道製鉄株(現室蘭製鉄所)と(株)日本製鋼所が合併し、輪西工場と称した時代 当神社は(株)日本製鋼所室蘭製作所の守護神 御傘山神社の屯宮として昭和四年七月現在の地に御社殿を建立 同年九月二十二日御祭神を遷座、翌二十三日 第一回大祭を執行す。
輪西神社境内の由緒板から(実物は縦書き)
昭和六年十月 輪西工場が(株)日本製鋼所と分離し 輪西製鉄(株)成立の後、当神社は、「輪西神社」と奉称し、輪西製鉄(株)、並びに従業員の守護神として祭られ、従業員を以て神社講を組織、祭典を執行す。
昭和十一年 神社講を敬神奉賛部と改称、この年 御神輿、並びに付属品一切を購入する。昭和二十年十月敬神奉賛部を解散、その後は日本製鉄(株)輪西製鉄所(現室蘭製鉄所) 並びに従業員の守護神として 祭典、運営を行い、御神輿渡御は 輪西町 来馬町 鷲別町 高砂町 知利別町 中島町 港北町を巡幸した。
昭和四十八年三月 宗教法人化ヲを申請、許可となり 輪西神社奉賛会を組織、地域住民の氏神として、又室蘭製鉄所並びに協力会社の守護神として祭典、運営を執行し現在に至る。
写真でバーチャル参拝
鳥居をくぐり参道を歩き、手水舎で身を清め拝殿の前で参拝するまでの様子を、写真のスライドショーにまとめました。
全部見ると本当に参拝した気分になれるかも・・・😊
参拝日:2022年5月1日(日曜日)午前9時頃。今にも降り出しそうでしたがなんとかもってくれました。
ギャラリー
輪西神社拝殿の屋根が大きく見えたのは、目の錯覚ではありませんでした。
屋根が拝殿の庇まで一直線に伸びていたのが大きく見えた理由でした。
こういう造りの社殿はとても珍しいですね・・・
弔魂碑
昭和6年10月輪西製鉄(株)が設立されたのを期して昭和7年6月に輪西神社境内に建立。
由緒記看板から
大正8年以来の輪西工場関係殉職者の御霊を祀る。昭和45年7月より室蘭製鉄所協力会社の殉職者も弔魂碑に合祀されている。
「室蘭製鉄所」と書かれた石
どんな謂れがあるのでしょうか?
新日本製鉄誕生記念の植樹


アラカルト





輪西神社 御朱印情報
輪西神社の御朱印は社務所でいただくことができます。

事前に連絡を差し上げなかったにもかかわらず、丁寧な対応をいただきました。
ありがとうございます・・・🙏
最後に
2022年5月1日、輪西神社参拝の記録でした。
工場の守護神として建てられた神社ということですが、メチャクチャ広い境内や立派な社殿などをみて、栄えていた頃の活気のある室蘭を思い出しました。

























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