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函館総鎮守 函館八幡宮 参拝 2022-04-26

8月 17, 2023

函館総鎮守 函館八幡宮

函館八幡宮は函館山の麓、函館市谷地頭(やちがしら)町に鎮座する、由緒ある神社さんです。

このページでは、2022年4月26日に函館総鎮守・函館八幡宮を参拝した時の記録を記しています。

函館八幡宮 概要

住所〒040-0046
函館市谷地頭町2番5号
駐車場境内の左側
社務所9:00〜16:30(10月〜3月)
9:00〜17:00(4月〜9月)
土・日・祝 は 7:00〜上記終了時間
電話0138-22-3636
例祭日8月15日
旧社格国幣中社
所属北海道神社庁
摂社・末社鶴若稲荷神社
公式サイト函館八幡宮 Instagram
創建文安2年(1445年)

函館八幡宮 鎮座地マップ

函館八幡宮のご祭神

ご祭神
品陀和気命(ほんだわけのみこと)
住吉大神(すみよしのおおかみ)
金刀比羅大神(ことひらのおおかみ)

品陀和気命(ほんだわけのみこと)

第15代応神天皇のこと。
第14代仲哀天皇の第4皇子。母は神功皇后。後に八幡信仰と結びつく。
表記:誉田別命 など
別名:大鞆別命(おおともわけのみこと)、品太(ほむた)天皇など

住吉大神(すみよしのおおかみ)

日本神話の神。伊邪那岐命いざなぎのみことみそぎで生まれた底筒之男神そこつつのおのかみ中筒之男神なかつつのおのかみ上筒之男神うわつつのおのかみ 三神の総称。神功皇后の三韓出征の際、神威を発揮した海の神。「住吉大神」という場合神功皇后を含めた4柱の総称として呼ぶこともあり、全国の住吉神社の総本社 住吉大社のご祭神。
表記:住吉三神など

金刀比羅大神(ことひらのおおかみ)

神仏習合による航海・漁業の神さま。琴平神社(現・香川県の金刀比羅宮)のご祭神・大物主神がインドの仏法守護神「金毘羅(クンビーラ)」と習合して金毘羅大権現と呼ばれるようになる。明治の神仏分離で金刀比羅宮になり現在に至る。

函館八幡宮のご由緒

「社伝」によれば、文安2年(1445年)、河野政通公が蝦夷地に渡来し、現在の元町公園辺りに館を築いた時、その東南のす みに八幡神を鎮祭したのが始まりといわれる。この八幡神は永正9年(1512年)、アイヌの蜂起により赤川村(現市内赤川町) に移ったが、慶安年間(1648年~1651年)に再びもとの地に移された。寛政11年(1799年)幕府の東蝦夷地直轄にあたり、 蝦夷地奉行(後に箱館奉行と改める)が置かれることになり、八幡宮がある河野館跡地を奉行所用地としたため、文化元年 (1804年)会所町(現八幡坂の上)に移された。
その後、明治11年(1878年)の大火で社殿を焼失し、翌12年にも仮殿を焼失したため、同13年(1880年)この地に移った。 大正4年(1915年)に完成した現在の社殿の形式は聖帝八棟造りで、藤原時代に発達した日吉造りと権現造りの様式を併せた、大正式八幡造りの代表作と云われる優雅で壮麗な建物である。

函館八幡宮 案内板による

写真でバーチャル参拝

函館八幡宮 本社参拝

鳥居をくぐり参道を歩き、手水舎で身を清め拝殿の前で参拝するまでの様子を、写真のスライドショーにまとめました。

全部見ると本当に参拝した気分になれるかも・・・😊

参拝日:2022年4月26日(火曜日)午前7時頃。

  • 函館八幡宮 一の鳥居
    函館八幡宮の一の鳥居。車道をまたいで建っています。歩いてくぐるのは危ないですね
  • 一の鳥居から見る二の鳥居
    一の鳥居を越えたあと少しだけ左に折れた位置に二の鳥居が建っています。
  • 社号標と二の鳥居
    二の鳥居前。ここに立つとなにか気持ちが引き締まるような感じ。
  • 函館八幡宮 社号標
    社号標が二の鳥居の前、階段の下に建っています。
  • 函館八幡宮 二の鳥居
    二の鳥居も下から見上げると威厳を感じます。
  • 函館八幡宮 二の鳥居の扁額
    二の鳥居の扁額。「函館八幡宮」の文字になんともいえない味わいを感じながら、軽く一礼して二の鳥居をくぐります。
  • 三の鳥居前の階段
    歩いて登るにはちょっときびしい階段ですね。
  • 函館八幡宮 三ノ鳥居
    階段を登り切ると三ノ鳥居。こちらは石造りですね。
  • 函館八幡宮 三ノ鳥居 扁額
    三ノ鳥居の扁額。「神威」と書かれたものは初めて見ました。軽く一礼してくぐります。
  • 函館八幡宮 手水舎
    三ノ鳥居をくぐると左手に手水舎。花手水になっていましたが撮影するのを失念しました。
  • 函館八幡宮 最後の階段
    手水を澄ませ最後の階段を登ります。
  • 函館八幡宮 拝殿
    階段を登り切ると拝殿が全貌を現します。なぜか目頭が熱くなってきました。
  • 函館八幡宮 拝殿
    感動に浸りながら拝殿に近づきます。
  • 函館八幡宮 拝殿前
    では二礼二拍手一礼にて参拝します。

摂社 鶴若稲荷神社参拝

函館八幡宮の境内には、摂社の鶴若稲荷神社が鎮座しています。こちらもスライドショーにまとめてみました。

  • 函館八幡宮 社殿
    函館八幡宮の社殿の左手に、摂社 鶴羽腕里神社が鎮座します。
  • 摂社 鶴若稲荷神社
    朱色の鳥居と社殿。摂社ながらも瑞垣で囲われています。
  • 鶴若稲荷神社
    軽く一礼して鳥居をくぐります。
  • 摂社の手水舎
    鳥居をくぐると右手に手水舎。
  • 摂社の手水舎
    こちらも花手水。
  • 摂社の社殿
    社殿には鈴緒が2本下がっていました。社名の入った扁額がかかっています。
  • 摂社 社殿
    では二礼二拍手一礼にて参拝します。

稲荷信仰について

稲荷神社の祭神は宇迦之御魂神うかのみたまのかみ(倉稲魂神とも書く)で宇迦は食(うけ)の意味で、一切の食料をつかさどる神で、特に稲の成育を守る神である。稲荷という言葉は、元来稲生(いねなり)(稲成とも書く)という意味で、このように書くのは秋稲穂が豊かにみのると、これを刈取り束ねて、肩に荷って神様に捧げたことから稲荷という文字を使ったといわれる。お稲荷様は、一般大衆の守り神として、人々の生命を守り育てる祖神、五穀食物を守る神、商売繁昌の神、一年中の幸福を守る神、不浄、けがれを払い清める神として私たちの衣食住、商売繁昌、開運守護の神様である。

函館八幡宮 ギャラリー

社殿

函館八幡宮の社殿は「聖帝八棟造」という全国でもここだけという珍しくて貴重な建築様式。

聖帝造(日吉造ともいい藤原時代の寝殿造の後方の一間を切り取った形)に、八棟造(権現造ともいい本殿と拝殿とを幣殿で連結)を併せた荘厳なたたずまい。

社殿を見るだけで心が洗われるようです。

ゆくゆくは重要文化財指定をめざすべく準備中なんだそう。

狛犬

筋トレしてるんじゃないかと思うほど分厚い胸板・・・

阿吽の並びはノーマルですね。

それにしても狛犬に案内看板を立てかけるのは、由緒ある神社さんらしくないですね・・・

ちょっとがっかり・・・

境内の右手に神輿殿(?)と勾玉の池

左は函館市指定文化財の大神輿が治められている建物。

右は季節になるとエゾヒキガエルが泳ぐ勾玉の池。

函館八幡宮 さくらあれこれ

さくらにはまだ早いかなと思いましたが、きれいに咲いていた場所もありました。

函館八幡宮 御朱印情報

函館八幡宮と摂社・鶴若稲荷神社の御朱印をいただくことができます(9:00〜17:00)。

(今回は朝早い参拝だったので、御朱印はいただけませんでした)

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函館八幡宮 駐車場

函館八幡宮の駐車場は、一の鳥居をくぐったあと、二の鳥居手前の階段を左折し、200mほどで右折します。

最後に

函館総鎮守・函館八幡宮の参拝の記録でした。

函館八幡宮からは石狩市の石狩八幡宮、室蘭市の室蘭八幡宮、小樽市の住三吉神社などが勧請され創祀した神社もあるそう。

函館八幡宮の境内で社殿を前にした時、初めて北海道神宮を参拝した時に似た感覚になったのが不思議でした。

最後の最後に

函館八幡宮では、2022年4月29日(金)よりキッチンカーで「がまんうどん」の提供があるそう。営業は土日祝日のみの11:00~14:00の間で行うそうですよ。