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三ツ谷八幡神社(乙部町)参拝 2022-04-24

8月 17, 2023

工事中だった三ツ谷八幡神社(乙部町)

三ツ谷八幡神社は国道229号線沿い、乙部町三ツ谷地区と潮見地区の境界近くの小高い丘の上に鎮座する無人の神社さんです。

「八幡神社」が正式名称ですが、ここでは地名を付けて「三ツ谷八幡神社」と呼ばせていただきます。

脇を流れる琴平川がドーナツの穴のような岩の中を流れ、小滝になって落ちる様はとても珍しい光景です。

三ツ谷八幡神社 概要

住所〒043-0234
爾志郡乙部町字三ツ谷265番地
駐車場鳥居の横にスペースあり
社務所なし
電話0139-62-2055(乙部八幡神社)
例祭日8月28日
旧社格村社
所属北海道神社庁
摂社・末社なし
公式サイトなし
創建寛永3年(1626年)

三ツ谷八幡神社 鎮座地マップ

三ツ谷八幡神社のご祭神

ご祭神
誉田別命(ほんだわけのみこと)
宇気母智神(うけもちのかみ)
大物主命(おおものぬしのみこと)

誉田別命(ほんだわけのみこと)

第15代応神天皇のこと。
第14代仲哀天皇の第4皇子。母は神功皇后。後に八幡信仰と結びつく。
表記:品陀和気命など
別名:大鞆別命(おおともわけのみこと)、品太(ほむた)天皇など

宇気母智神(うけもちのかみ)

日本神話の女神。日本書紀の食物起源の神話に登場。食物神である宇迦之御魂神と同一視され、稲荷神社に祀られることもある。(「うけ」は食物を意味する)
表記:保食神など

大物主命(おおものぬしのみこと)

日本神話の神「大国主命」の別名またはその「幸魂・奇魂」の神名といわれる。
古事記の国作り神話、三輪の伝説など神話のエピソードは多数あり。
奈良県の古社大神神社のご祭神であり、全国の金刀比羅神社のご祭神。

三ツ谷八幡神社のご由緒

寛永3年(1626)の創建。明治9年村社に列せられる。当初字向歌に鎮座していたが、明治27年道路開削により神社への参詣が不便となったため氏子一同協議の上、上戸又兵衛よりの寄附地へ移転を出願、明治35年現在地に移転遷座する。明治43年12月、無格社稲荷神社2社と無格社金刀比羅神社を合祀した。昭和21年宗教法人となる。

北海道神社庁のホームページから

合祀された稲荷神社は正保4年(1647年)の創建
金刀比羅神社は文化8年(1811年)の創建
ともに明治43年(1910年)に合祀

写真でバーチャル参拝

鳥居をくぐり参道を歩き、手水舎で身を清め拝殿の前で参拝するまでの様子を、写真のスライドショーにまとめました。

全部見ると本当に参拝した気分になれるかも・・・😊

参拝日:2022年4月24日(日曜日)

午前10時過ぎの訪問。天気がよく気持ちのいい参拝でした。

  • 三ツ谷八幡神社入り口
    国道229号線沿いの小高い丘の上に鎮座する三ツ谷八幡神社。脇を流れるのは琴平川。
  • 三ツ谷八幡神社社号標
    三ツ谷八幡神社の社号標。正式名称は「八幡神社」なんですね・・・村社の文字が消されています。
  • 三ツ谷八幡神社 一の鳥居
    三ツ谷八幡神社一の鳥居。鳥居の前に灯籠が建つのは珍しいかも・・・?
  • 三ツ谷八幡神社鳥居の扁額
    八幡宮の扁額が欠けているのが痛々しい・・・一礼して鳥居をくぐります。
  • 三ツ谷八幡神社二ノ鳥居
    階段を登り切ると二の鳥居。扁額はありません。
  • 二の鳥居と三の鳥居
    二の鳥居の向こうには三の鳥居も・・・
  • 三ツ谷八幡神社の水鉢
    三ノ鳥居の手前に水鉢が置かれていましたが、水はなく四阿もありません。
  • 三ツ谷八幡神社 三ノ鳥居
    三ノ鳥居。本体は木製の明神鳥居で土台はコンクリートで固定されています。
  • 修理中の社殿
    社殿は修理中で木製の塀に囲われていました・・・残念
  • 三ツ谷八幡神社 社殿
    拝殿の前に進み二礼二拍手一礼にて参拝しました。

社殿の千木、八幡神社なのに内削ぎになっていました。

三ツ谷八幡神社 ギャラリー

狛犬

阿形が右で吽形が左の標準的な並びになっていました。

烏帽子岩と龍神石

境内の左手に烏帽子岩・龍神石と呼ばれる大きな石とその由来が書かれた大きな看板があります。

看板が設置されたのが昭和52年、神社創立350年祭の時というから歴史の重みを感じます。

三ツ谷八幡神社 御朱印情報

本務社は乙部八幡神社になりますが、こちらの御朱印はありません。

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まとめ

三ツ谷八幡神社参拝の記録でした。

小さな神社の割りに鳥居が3基もあり、昔から大切にされてきた神社であることがわかりました。

実はこの場所には2006年の春に訪れたことがあります。

その時は丸くくり貫かれた岩を流れる小滝を見るのがメイン。神社には全く目もくれませんでした。

16年ぶりにその姿を見て思うのは「やっぱり不思議な光景だ・・・😲 」

自然にできたとしたらどのようにしてできるのか不思議だし、人工的に穴を開けたとしてもなんのため?という疑問が湧いてきます。