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秩父神社 (秩父別町) 参拝 2023-09-04

秩父神社(秩父別町)

秩父神社は秩父別町市街中心部のはずれに鎮座する今は無人の神社さん。

となりの小学校から子ども達の元気な声が聞こえていました。

このページは、2023年9月4日に秩父神社を参拝した時の記録です。

秩父神社概要

住所〒078-2100
北海道雨竜郡秩父別町2条2
駐車場一の鳥居の横
社務所無人
電話なし
例祭日9月15日(北海道神社庁による)
9月5日(境内の由緒板による)
旧社格村社
所属北海道神社庁
摂社・末社なし
公式サイトなし
創建明治28年(1895年)

秩父神社 鎮座地マップ

秩父神社のご祭神

ご祭神
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
大己貴神(おおなむちのかみ)
大国魂神(おおくにたまのかみ)
少彦名神(すくなひこなのかみ)

天照大御神(あまてらすおおみかみ)

日本神話の女神。太陽神。高天原の主宰神。皇室の祖先神。皇大神宮(伊勢神宮内宮)のご祭神。
表記:天照大神 天照皇大御神 など
別名:大日孁貴神(おおひるめむちのかみ)など

大己貴神(おおなむちのかみ)

出雲大社に祀られ国土開発・経営を行った国造りの神である「大国主神」の別名。
表記:大穴牟遅神 大那牟遅神 など
別名:八千矛神(やちほこ-)葦原色許男(あしはらのしこを)宇都志国玉神(うつしくにたま-)など多数

大国魂神(おおくにたまのかみ)

国魂は国を神格化した存在であり、土地神、地主神のことを指す。北海道神宮に祀られた開拓三神としての大国魂神は北海道の土地神。

少彦名神(すくなひこなのかみ)

日本神話の神。大国主神と共に国土を開拓にたずさわる小人神。豊かな知識と技術で困難を解決。温泉の神、医療の神、酒造の神の側面も。
表記:少名毘古那神 など

秩父神社のご由緒

境内の由緒板から

明治二十八年五月十五日屯田兵移住
開拓守護神として元練兵場西北隅地
に小祠を建て奉祀す
明治三十六年現在地に社殿を造営
同四十年七月二十二日創立許可
七月二十二日創立許可
大正二年十一月十五日村社に昇格

本神社は、明治28年5月15日、屯田兵移住の当初開拓守護神として旧練兵場西北隅の丘地に小祠を建て天照大神・大己貴神・少彦名神を祀ったことに創まるとされる。爾来開拓の歩の進むに伴ない氏子の数も増加したため、明治36年現在地に神殿を造営遷座し、翌37年4月拝殿を建築し、40年7月神社公称の認可を得て無格社となった。同年9月官幣大社札幌神社御祭神大国魂神の御分霊を増祀して4祭神とし、大正2年11月村社に昇格し、同年12月20日神饌幣帛料供進神社に指定された。同8年には神明造の拝殿・幣殿を建築し続いて鳥居を建立、更に昭和19年には篤志家の寄進によって本殿を改築した。昭和21年宗教法人となった。神社裏は明治37・8年戦後の戦勝記念に植樹された古木が繁り、社前や神域のニレの大木は開拓当時をしのばせる風情を残している。

合併により合祀された歴史をもつ御祭神
滝の上神社 天照大神 大名己貴大神 大国魂大神 少彦名大神 明治41年創祀 平成9年3月合祀

北海道神社庁のホームページから

写真でバーチャル参拝

鳥居をくぐり参道を歩き、拝殿の前で参拝するまでの様子を、写真のスライドショーにまとめました。

全部見ると本当に参拝した気分になれるかも・・・😊

参拝日:2023年9月4日(月曜日) 午前11時頃

  • 秩父神社 境内入り口
    秩父別小学校のお隣に鎮座する秩父神社。
  • 秩父神社 社号標
    社号標。達筆です!!
  • 秩父神社 一の鳥居
    軽く一礼して一の鳥居をくぐります。
  • 秩父神社 二の鳥居
    形も色合いも一の鳥居にそっくりの二の鳥居。左は由緒書き、右は定書。
  • 秩父神社 参道
    舗装された参道はさらに続きます。
  • 秩父神社 三の鳥居
    三の鳥居は石造り。
  • 秩父神社 四の鳥居
    この二本の石柱も鳥居でしょうね?注連縄は張られていませんが・・・
  • 秩父神社 手水舎
    石柱鳥居を過ぎるとすぐ左手に手水舎。
  • 秩父神社手水鉢
    手水は出ませんでした。
  • 秩父神社 社殿
    平面的な屋根が特徴の社殿。
  • 秩父神社社殿の扁額
    歴史を感じさせてくれる扁額。
  • 秩父神社拝殿の前
    お賽銭を入れ二礼二拍手一礼にて参拝しました。

秩父神社 ギャラリー

ご本殿

横から見るとメチャクチャ奥行きがある社殿。

ご本殿が遠くに見えます。

秩父神社 本殿と幣殿

狛犬

目が特徴的な狛犬さん。

石碑

社殿左手の玉垣に囲まれた大きな石碑は忠魂碑。

参道右手の大きな石碑は馬頭明神と刻まれています。

その周りに小さな石碑がたくさん置かれています。

参道にはもう一つ大きな石碑。文字がはっきりしません。

一番下に「宮」の文字が見えるので「地神宮」でしょうか?

秩父神社 地神宮?

一の鳥居をくぐってすぐ右手には開村紀念碑。

秩父神社 開村紀念碑

石碑ではありませんが社殿の前の2本の石柱(注連柱)

左には「恩雨五穀豊」右には「恩露蒼生潤」と刻まれています。

秩父神社 四の鳥居

一番原始的な鳥居の形ともいわれています。

とても珍しいですが苫小牧の樽前山神社遠軽町の遠軽神社などでも見ることができます。

社務所など建物

二の鳥居の両脇には由緒書きと定書

一の鳥居をくぐってすぐ左手に社務所の建物があります。

秩父神社 社務所

参拝を終え御朱印をいただこうと思いピンポンを押そうとしましたが・・・

インターホンに蜘蛛の巣。

秩父神社 社務所のインターホンに蜘蛛の巣

押してみましたが案の定出て来られません。

この時は単純に縁がなかったとあきらめて帰ったのですが・・・

秩父神社 御朱印情報

秩父神社の御朱印はここ1年ほどの間にいただけなくなったようです。

この記事を書くに当たりネットで秩父神社の情報を探していて、GoogleMapの口コミに下記のものを見つけました。

一部引用すると・・・

御朱印が頂ける神社と聞いていましたが社務所が留守だったので忠魂碑の周りの草刈りをしていたご婦人方に聞くと神主の方が亡くなられたそうで現在は頂けないようでした。

GoogleMapの口コミから

そうであれば、秩父神社はもちろん兼務社の碧水神社(北竜町)や北龍神社(沼田町)の御朱印もいただけなくなったということになると思われます。

最後に

2023年9月4日、秩父神社参拝の記録でした。

秩父神社 狛犬と四の鳥居